教育実質無償化を

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東京・江東 宮本徹氏ら訴え

街頭演説で手を振る(左から)小堤東、宮本徹、大つきかおり各氏=6日、東京都江東区

 自民党の総裁選後にも解散・総選挙が見込まれる中、日本共産党の宮本徹衆院議員・東京比例候補は6日、東京都江東区内で街頭演説し、「実質的教育無償化の政治をつくろう」と呼びかけました。小堤東・衆院東京15区候補と大つきかおり・都議候補もマイクを握りました。

 宮本氏は、この日に自民党総裁選への立候補を表明した小泉進次郎氏の会見に触れ、「政治改革をやるというが、パーティー券代を含む企業献金をやめる話は一言も出ない。政治改革の名に値しない」と述べました。

 教育無償化の取り組みについては「学費負担の軽減策が若干拡充されたが、大多数は対象外。さらに大学の学費値上げラッシュが生じている。岸田政権の大軍拡予算の半分を回せば、実質的な学費無償化を実現できる」と訴えました。

 小堤氏は「アベノミクスの12年を見ても、実質賃金は34万円下がったのに、大企業の内部留保は180兆円も増えた。大企業のための政治を正そう」と呼びかけました。

 大つき氏は広島での原水爆禁止世界大会に江東代表団の一人として参加したとして「平和は私の政治家としての原点。軍拡のための大増税や改憲は許してはならない」と語りました。

(「しんぶん赤旗」2024年9月8日付より)