「七夕に新しい知事を」

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労組など都議会開会日行動

 東京都知事選(6月20日告示・7月7日投票)前の最後の都議会定例会が開会した29日、都民要求実現全都連絡会と東京社会保障推進協議会、東京地方労働組合評議会が都庁前で「開会日行動」に取り組みました。110人が参加し「蓮舫知事を誕生させよう」などと声を上げました。

 参加者は「七夕に新しい知事が生まれる」「小池都政をリセットする」と書かれたボードなどを掲げました。

 東京地評の矢吹義則議長があいさつし、「こんなにわくわくする開会日行動はなかった。議会が終われば都知事選。たくさんの怒りを選挙で晴らそう」と語りました。

 各団体から決意表明などがありました。

 東京都生活と健康を守る会連合会の窪田光会長は「東京は家賃が高い。病気が悪化してから受診して亡くなる例の背景に、収入からまず家賃を払って困窮する状況がある。都営住宅の新設は25年も行われていない」と指摘しました。

 東京商工団体連合会事務局の石嶋あつ子さんは「新型コロナ感染症と物価高で中小の経営が苦しい。都の支援はわずか。このままでは地域に根付いた商店がなくなってしまう」と危機感を表明。新日本婦人の会都本部の佐久間千絵会長は学校給食について「同じ都税を払っても、住む自治体によって無償の所と有償の所がある。蓮舫知事を誕生させ、全都で無償化を実現したい」と語りました。

 日本共産党の米倉春奈都議も発言。「都の豊かな財政力で、都営住宅の新設や家賃補助など、暮らしのための政治はできる。都知事が代われば暮らしは劇的に変わる」と語りました。

(「しんぶん赤旗」2024年5月30日付より)