統一協会を監視 続ける

❚ 東京・多摩 研修施設撤回へ見学会

統一協会(世界平和統一家庭連合)による東京都多摩市での施設計画問題で、反対している「統一協会はNO!多摩市民連絡会」が7日、4回目の現地見学会を開き、55人が参加しました。計画の白紙撤回を目指して「監視活動を続ける」としています。

私立大学や都立高校と近接する現場では、都内企業の本社と倉庫だった既存建物の解体工事が進んでいます。参加者は計画地と隣接する市の緑道を歩き、進捗状況を確認しました。

建物は地下部分のコンクリートの基礎を除いて、ほとんど姿を消していました。研修施設計画を巡っては昨年、市民が署名活動を展開したほか、市長や市議会も相次いで公式に反対を表明。統一協会は解体工事を終了させるとする一方、新たな建築は「当面の間見合わせる」としています。

(しんぶん赤旗2024年4月9日付より)