東京・府中市長選 甲田氏が健闘

❚ 得票率31%獲得

 東京都府中市長選が28日投開票され、「市政をかえる会・府中」の甲田直己氏(68)=無所属新、日本共産党・生活者ネットなど支援=は2万2140票(得票率31・10%)を獲得し健闘しましたが、及びませんでした。

 当選は現職の高野律雄氏(62)=自民党・公明党・国民民主党・都民ファーストの会推薦=。

 開票結果は次の通り。

当高野 律雄62無現 49051

 甲田 直己68無新 22140

 (投票率33・78%)

❚ 市政転換へ引き続き

選挙結果を受けて記者会見する甲田氏(中央)=28日、東京都府中市(しんぶん赤旗提供)

28日投開票された東京都府中市長選で「市政を変える会・府中」の甲田直己氏(68)=無所属新、日本共産党・生活者ネットなど支援=は、2万2140票(得票率31.10%)を獲得し健闘しましたが、及びませんでした。

 市長選で甲田氏は、同市の官製談合事件の真相解明と、学校給食無償化の継続、生きづらさを抱える若者への支援、高齢者の居住支援、災害対策の強化などを訴え。甲田氏の得票は、前回2020年市長選で日本共産党などが応援した候補の得票から2335票、得票率で1.40ポイント伸ばしました。

 選挙結果が判明した同日夜、甲田氏は市内の事務所で支援者に謝意を表し「癒着となれ合いの市政を刷新しようと努力してきた。市政転換の道のりは長いが、引き続き頑張っていきたい」と語りました。

(しんぶん赤旗2024年1月30日付より)