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東京・神宮外苑再開発 都が認可へ 世論に背

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 東京都は16日、三井不動産などの事業者が手掛ける明治神宮外苑の再開発事業を17日付で認可すると発表しました。神宮球場と秩父宮ラグビー場の位置を入れ替えて建て替えるほか、超高層ビルなどを建設する計画で、2035年度完成予定。認可を受け、工事着手が可能な状態になります。

 計画を巡っては、文化遺産の保全活動に取り組む日本イコモス国内委員会などが、多くの樹木が伐採されるとして見直しを求めています。また、都の環境影響評価(アセスメント)審議会では、新球場に隣接するイチョウ並木の生育に悪影響が出ることを懸念する意見が出ています。

 野球場とラグビー場を現地改修することを求めるネット署名が広がるなど、幅広い国民が計画の見直しを求めています。

 再開発に対し超党派の国会議員連盟が、抜本的な見直しと神宮外苑の保全を国や都に要請しています。


強く撤回求める

 和泉なおみ日本共産党都議団幹事長の話 事業者のアセス評価書で小池百合子知事も配慮を求めていた点について、日本イコモスからは「虚偽だ」と具体的指摘があります。これらに事業者が答えていないにもかかわらず、都が施工を認可したのは、あり得ないことです。

 都議会は、イチョウ並木の確実な保全を求める陳情を全会一致で趣旨採択していました。認可は都議会の意思をも無視しています。

 何より、再開発の見直しを求める署名など都民の世論に真っ向から反する蛮行であり、認可は許されません。撤回を強く求めます。

(しんぶん赤旗2023年2月17日付より)