墨田区で日本共産党演説会 区議選で5議席絶対確保を

「戦争する国」にノー 小池氏演説 初参加の人も

声援にこたえる小池晃副委員長(右から3人目)と区議・区議候補=18日、東京都墨田区
声援にこたえる小池晃副委員長
(右から3人目)と区議・区議候補=18日、墨田区

東京都墨田区で18日、日本共産党の小池晃副委員長・参院議員を迎えて演説会が開かれました。初参加者もめだち、「区議選(定数32)で現有5議席絶対確保」の熱気に包まれました。

小池氏は「戦争する国」に向かって暴走する安倍政権に、東京大空襲の議席となった墨田からノーの審判を下そうと訴えました。

区長提案に共産党以外、“何でも賛成”の「オール与党」区議会のもと、1人当たりの老人福祉費が23区中22位など区民に冷たい区政の実態を指摘。

総額150億円の美術館建設を進め、絵画購入に1億5000万円の補正予算を計上したことに、「区民のために使えば、高すぎる国保料を1人当たり2000円引き下げることができます。区民の痛みも願いも分かる共産党の5人全員の当選を」と訴えました。

村本ひろや、あさの清美、としま剛=以上新=、はらつとむ、高柳東彦=以上現=の5候補が決意表明しました。はら氏は、8年で認可保育園を9園増設した実績を語り、今後も特養ホームの増設や公共施設の確保などに力を尽くすと述べました。

今期で勇退する西恭三郎区議団長があいさつし、ケースワーカーの増員や中小企業振興条例制定など共産党区議団の実績と、国の言いなりに福祉を削る現区政の問題点を語りました。

去年入党し、応援演説に立った41歳の方は、自民党支持者の家庭で育った経験にふれながら、「お金のことばかり考えている自民党の政治を変えるためにも共産党を伸ばしたい」と話しました。

共産党は、演説会成功に向けて、区内の全介護事業者はじめ広範な区民に参加をよびかけました。

(「しんぶん赤旗」2015年3月20日、同3月24日付より)