東中野駅にホーム柵を 党区議らJR東日本に

 東京都中野区の東中野駅のホームドアの設置と東口のバリアフリー化、駅員の配置について18日、日本共産党の佐藤佳一新宿区議、武田やよい中野区議、来住和行前中野区議、駅利用者がJR東日本首都圏本部に要請しました。

JR東日本東京支社を訪れた(左から)武田やよい中野区議、佐藤佳一新宿区議、ひとりおいて来住和行前中野区議(写真は佐藤佳一新宿区議のTwitterから)

 応対したJRの担当者は、ホームドアについては、今年度中に設置すると回答しました。

 駅員の配置については、2019年の3月から東口への駅員配置をやめて、インターホンで対応しており、1日40~50件の問いあわせがあると説明。都立中野特別支援学校の校舎建て替えに伴い、25年ごろから40~50人の利用が見込まれることから、安全確保のために駅員を配置すべきだと要請。担当者は「通勤通学時間帯など他の駅でも時間帯で駅員を配置している。柔軟に対応したい」

 バリアフリー化について担当者は「北側の階段が狹く、エレベーターを設置するのは物理的に厳しい。中野区が街づくりのなかで検討している」と回答。佐藤区議らは、改札口からホームへのエレベーターの設置は、他の駅で運用している小型のエレベーターならホームの狹い東中野駅でも設置できるはずと再度要請しました。

(「しんぶん赤旗」2023年5月26日付より)