東京都党組織は、志位和夫委員長を迎えた11日のオンライン演説会を力に、11、12の両日で130人を超える後援会員、「赤旗」読者、支持者に入党を働きかけ、18人を党に迎えました。演説会を視聴したすべての対象者にただちに入党を働きかけ、党員拡大の2月目標達成の展望を切り開こうと議員・候補者先頭に働きかけを強めています。
北地区は、演説会にリアル参加した民青同盟員とそのパートナーに、山添拓参院議員と協力して入党を訴えました。
同盟員は「松竹(伸幸)氏の騒動で共産党が大手新聞やネット上でたたかれていることが許せなくて」と語り、松竹氏が安保条約を堅持せよという、日本共産党と相いれない路線を持ち込もうとしていると述べ、岸田政権が進める軍拡路線ともあいまって「いま共産党に入るべきでは」と入党しました。パートナーも「統一地方選で共産党を伸ばすために頑張りたい」と入党を申し込みました。
大田地区では、大森西支部の視聴会場に参加した「赤旗」日刊紙読者の女性を党に迎えました。
2カ月前に入党を訴えたときには断っていましたが、演説会を視聴したあと「今日の演説会は、とっても共産党を身近に感じた。自分も頑張ろうと思う」と渡してあった入党申込書に記入しました。翌12日には、さっそく支部のハンドマイク宣伝に参加しています。
都委員会は、今回の演説会を、(1)戦争か平和かの歴史的岐路のもとで平和の大攻勢をかける一大政治集会(2)統一地方選勝利へ総決起をはかり、「130%の党」づくりと選挙必勝課題を飛躍させる跳躍台――と位置付け、全支部が“自らの演説会”として視聴会場を確保し、対象者を誘って演説会そのものを成功させることを重視しました。読者、支持者、後援会員に「折り入って」のお願いをして、『入党のよびかけ』パンフレットを渡し、「あなたに入党してほしいんです。あなたの力が必要です」と率直に訴えて、事前に約束をとって一緒に視聴するとりくみを広げました。
都委員会は、どこの支部がいつ、どこで、誰に入党を働きかけるのかを地区ごとにつかんで、働きかけを促進しました。
墨田地区の高柳東彦区議団長が、演説会を確信に支部と協力して12日に3人を党に迎えたのをはじめ、各地区で議員・候補が、支部と一緒に入党を働きかける行動の先頭に立ちました。
党員拡大の2月目標達成には、もう一段のとりくみの飛躍が必要です。田辺良彦都委員長は13日、地方議員・候補者にあてて「訴え」を出しました。すべての議員・候補者が、今週の早い段階で入党者を迎え、前回地方選時の回復という中間目標達成へ勢いをつくりだし、「130%の党」目指す流れを大きな流れにしていこうと呼びかけています。
(しんぶん赤旗2023年2月14日付より)