日本共産党東京都議団の和泉なおみ幹事長は7日、都議会第3回定例会の閉会にあたって談話を発表しました。要旨を紹介します。


物価高騰とコロナ禍から都民の命と暮らし、営業を守り抜くことが定例会の重要課題でした。共産党都議団は議案提出権も行使して深刻な実態に見合った踏み込んだ支援を求めていきます。

小池百合子知事は、新型コロナ第7波でまたしても深刻な事態を招いたことへの教訓も反省も示さず、すべてうまくいったかのような答弁でした。検査・医療・保健所体制の早急な抜本的強化が必要です。都立・公社病院の独立行政法人化を強行したことはゆるされません。独法化直前までに退職した看護要員を補充できず第7波を迎えていたことが明らかになりました。病院が担ってきた役割を後退させず、直営に戻すため全力を尽くします。

英語スピーキングテストの都立高校入試活用に、中止を求める声はますます広がっています。都教委は中学校にも中学生にも参加強制はできず、実施の法的権限について答えませんでした。活用は事実上の強制で、教育基本法が禁じる「不当な支配」であり、中止に力を尽くします。

都民の声・運動と力を合わせた貴重な成果もあります。ジェンダー平等の重要課題として男女の家事・育児など時間格差の是正へ、都に調査・研究を求めます。痴漢対策で都営交通の全線全車両に女性専用車両を求める陳情が全会一致で趣旨採択されました。早期導入に取り組みを広げます。

底なしの様相を呈する五輪汚職事件について、こいけちじは開催都市の責任者の姿勢が厳しく問われますが、一言のような答弁でした。多額の税金が投入された公的性格の大会として、主体的に情報公開するよう求めます。

統一協会について、小池知事が反社会的勢力との認識を示さなかったことは重大です。自民党政治との癒着で政治がゆがめられたことを受け止め、都と全会派が統一協会との関係を明らかにし、一切の関係を断ち切ることを呼びかけ、今後も追及していきます。

(しんぶん赤旗2022年10月8日付より)