【米軍横田基地】周辺への被害深刻「オスプレイがホバリング」/吉良よし子参院議員ら実態聞き取り

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日本共産党の吉良よし子参院議員は22日、1日に米軍の特殊作戦機CV22オスプレイが正式配備された米軍横田基地(東京都福生市など多摩地域)とその周辺地域を調査し、住民からの実態を聞きとるとともに福生市と懇談しました。

調査には、山添拓参院議員と池内さおり前衆院議員、とくとめ道信、池川友一両都議、基地周辺自治体の議員らが参加しました。

横田基地前で説明を受ける党議員団ら=22日、東京都福生市(「しんぶん赤旗」提供)

あきる野市の男性宅を訪れた調査団は、男性が撮影した自宅上空を旋回するオスプレイやC130輸送機の映像を視聴。
男性は「基地のある5市1町から外れているが、騒音などの被害は大きい」と語りました。

福生市役所では、基地周辺住民と懇談。

「夜間に市街地上空を無灯火で飛んでいるのを見かけた。ライトを地上に当てることもあった」(八王子市)
「夜間に4時間も家の前でホバリング飛行をしている。うるさくて家の中でも会話ができない」(瑞穂町)

などオスプレイ被害の深刻な実態が寄せられました。

調査団は「横田基地撤去を求める西多摩の会」が行うスタンディング行動にも参加。
吉良議員は「平和憲法のある日本で、市民の安全を脅かす住宅地での危険な訓練を許すわけにはいかない」と訴えました。

(2018年10月23日付「しんぶん赤旗」より)