カジノ中止請願 不採択/自民・都ファ・公明・維新が反対

東京都議会は15日開いた本会議で、市民団体が提出していたIR(カジノを中核とする統合型リゾート)の誘致中止を求める請願を、自民党、都民ファーストの会、公明党、東京維新の会などの反対で不採択としました。日本共産党は採択を強く求めました。

カジノ誘致中止請願は「市民と政治をつなぐ江東市民連合」(共同代表・宇都宮健児弁護士)が提出したもので、日本共産党、立憲民主党、無所属(グリーンな東京、生活者ネットの2人)が採択を求めました。

一方、東京維新の松田龍典都議は、10日の都市整備委員会で、「IRを東京で検討されないことは、ベイエリア発展の可能性を狭めている」「都市整備局には所管局と連携し、IRを含めたベイエリアの開発について議論を進めていただくよう要望する」とカジノ推進を主張し、批判の声が上がっています。

(「しんぶん赤旗」2021年12月16日付より)