「市民と野党が心一つにたたかいました。新しい政権めざし引き続き力を尽くします」。市民と野党の統一候補として東京4区でたたかった日本共産党の谷川智行氏(比例重複)は1日、新たな決意を訴えて東京都大田区内をまわりました。
道行く人から「1票入れたんだよ」「(比例で)共産党にも入れたのよ」と声がかかり、何度もうなずく人、ガッツポーズでこたえる人など激励と労いが相次ぎました。
谷川氏の得票は日本共産党比例票の2倍超でした。
結果が判明した10月31日夜、ともにたたかった人たちが詰めかけた事務所で、谷川氏は支援への感謝と自身の力不足をわびるとともに「幅広い市民と野党の共闘が広がり、深いところで心が通じ合ったたたかいができたと候補者として誇りに思っている」と強調。
「自公政権が続く限り、どんな問題も矛盾は深くなる。市民連合と一緒に実現しようと誓い合った政策にこそ希望、未来がある。ここからがスタート」と決意をのべ、温かい拍手に包まれました。
若い世代と対話してきた保育士(30)は「今の政権を評価しない人が多かっただけに悔しいです。でも生活と政治が密接に関わっていることを伝えれば広がることもわかった。政治は変えられると伝えたい」と話しました。
(「しんぶん赤旗」2021年11月2日付より)