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羽田新ルート強行1年/住民の声 「会」が発表

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住民の意見が書かれたはがきの束を示しながら話す増間さん(中央)ら共同代表=25日、東京都港区(写真提供:しんぶん赤旗)

真下に住んでみよ

「このルートの真下に住んでみてください。騒音で気がおかしくなりそうです」―都心を低空飛行する羽田空港の新飛行ルート運用強行から1年がたとうとしています。東京都港区の住民でつくる「みなとの空を守る会」は25日、新ルート中止を求める著名と一緒に寄せられた住民意見を発表しました。


同会は署名はがき付きリーフを約3万4700枚配布。署名はがき返信には切手が必要ですが、785枚もの返信があり、うち280枚に書かれていた意見を冊子にしました。

騒音や振動の苦痛、落下物などによる事故への恐怖を語る声が多く、頭痛や耳鳴り、電波障害を訴える人も。

新型コロナ感染拡大の下、在宅勤務や換気ができないと不満も寄せられ、「コロナ禍で減便なのに新ルートが必要なのか」との怒りの声が目立ちます。

冊子は今後、国・都・区や各議員などに配布する他、同会ホームページに掲載予定です。記者会見で、共同代表の一人、増間碌郎さんは「まずは国にこの声を突き付けたい。住民の思いを真剣に受け止めて羽田ルートは中止してほしい」と話しました。

振動と騒音でメンタル・体調とも悪化■子どもが怖いと公園で遊べなくなった

■住民の声から

〇騒音、威圧感、落下物への不安が高まり、頭痛が出る
〇まるでB29が飛来した時と同じ恐怖を感じ、戦災体験者として大きなストレス
〇9.11の映像が思い出され、怖くなる
〇飛行の都度の空気振動と騒音でメンタル、体調とも悪化。コロナ禍でも在宅勤務は不可能。換気が必要なのに窓を開けるのは恐怖
〇白金台に住んで40年余り。緑多く静かな住宅地だったが、テレビの音、音楽などが聞き取れず、神経がおかしくなりそう
〇騒音は慣れるものではない。着陸か墜落かの区別もつかないくらい低く飛び、航空会社のマークもはっきり見える。それくらい近い
〇通常に生活できるレベルをはるかに超えた騒音で、とても耐えられない
〇わが家(14階)のベランダから機体に手が届きそうな低空飛行で非常に怖い
〇青山に78年余住んでいる。今は騒音と振動、威圧感で悩まされている。以前と同じように平穏な生活に戻してもらいたい
〇病人のために騒音をなくしてほしい。(新ルートは)絶対に反対
〇在宅勤務だが、騒音がひどく、仕事の能率がかなり落ちている。小さい会社の経営をしており、死活問題
〇子どもが飛行機の音が怖いと、公園で遊べなくなった。飛行機が通るたびに泣いている。どうか中止を

(2021年3月26日付「しんぶん赤旗」より)

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