危険なオスプレイ飛ばすな / 東京・福生で配備反対集会

この記事は約2分で読めます。

(写真)「日本のどこにもオスプレイいらない!」のプラカードを掲げる参加者=22日、東京都福生市(「しんぶん赤旗」提供)

東京都福生(ふっさ)市で22日、特殊作戦機オスプレイの横田基地(同市など)配備に反対する東京大集会が開かれました。「オスプレイ反対東京連絡会」が主催し、上空を米軍機が旋回飛行する中、1000人が参加。同時に行われたウェブ配信では、600アカウントで視聴されました。

東京地方労働組合評議会の荻原淳議長が「横田基地周辺ではオスプレイが低空・夜間飛行など激しい訓練を行っている。重大事故が相次ぐ欠陥機の出撃拠点化を許さないため、力強くたたかおう」と主催者あいさつ。

日本共産党の宮本徹衆院議員(東京比例・20区予定候補)が国会報告を行い、「オスプレイが米国内では許されない危険な訓練を行い、落下物事故などで住民の命と安全を脅かしている。オスプレイ配備を撤回し、日米地位協定を改定する新しい政権をつくろう」と訴えました。曽根はじめ都議が都政の現状を報告しました。

日本平和委員会の千坂純事務局長が日本平和大会について特別報告。青年が平和運動交流のシンポジウムを開き、「ヒバクシャ国際署名を5千人分以上集め、学習会にも取り組んでいる」(東京高校生平和ゼミナール)などと語らいました。

集会は「基地のない平和な日本を一日も早く実現し、未来ある若い世代へつなごう」とするアピールを採択しました。

(2020年11月23日付「しんぶん赤旗」より)