水・食料・薬が不安 奥多摩町の台風被害/大沢ゆかり町議が住民から聞きとり

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東京都奥多摩町では台風19号により、都道204号線が崩落・寸断したため約100人が孤立し、断水の影響も広がっています。

日本共産党の大沢ゆかり町議は連日、被害実態を調べ、住民の要望を聞き、町と都に届けています。

日原街道(都道204号線)の崩落現場(大沢ゆかり町議のFacebookより)

15日には、日原地区の50世帯に電話で聞き取り。孤立している住民らは「水が出ないのが一番困る。風呂にも入れない」「岩から出ている湧き水を汲みに行っている」「肉や魚、野菜がほしい」「薬がなくなったらどうしよう」といった声を寄せました。

崩落した道路の復旧には、少なくとも2~3カ月はかかるといわれています。

住民からは「できるだけ早く歩道だけでもつけてもらいたい。そうすればバスに乗り継いで行ける」との声が。

具体的な発表がないため住民の不安は高まっており、住民は、いち早い復旧計画の情報を求めています。

大沢町議は、「復旧が長引くと、高齢者ばかりなので健康状態が心配です。ヘリコプターでの物資、特にトイレ用の水と生鮮食品の輸送は、ぜひやっていただきたい」と語っています。

(2019年10月18日付「しんぶん赤旗」より)