里吉都議は、特別支援学校で、介護業務を担う非常勤の「学校介護職員」が配置される一方、教員定数の削減が行われ、昨年度には国の基準を309人も下回っていることを明らかにし、「狙いは安上がりの非常勤職員を導入して正規教員を削減することだった」と批判。
「教員削減をやめ、 少なくとも国基準を上回る定数をつける」よう求めました。
里吉都議は、「どんなに障害が重い子どもでも教育を受ける権利があり、成長・発達を保障することが都の役割だと思うがどうか」と、小池知事の認識をただしました。
小池知事は「障害の有無や程度にかかわらず、すべての子どもたちに教育の機会が与えられることは重要」「障害の状況やニーズに応じた多様な教育を実践する」と答えました。
里吉都議は、障害の重い子どもに少人数で手厚い教育を行う重度重学級が都では不足し、全国と比べて在籍率が低いこと、石原都政の1999年以降 同学級を増やしていないことを指摘。
知事の答弁を実現するなら、「これまでの教員削減、重度重複学級も増やさないという方向を転換すべきだ」と求めました。