平和と憲法守る東京に
鳥越候補を伊波・澤地氏ら応援

(写真)鳥越都知事候補(車上奥)の訴えを聞く人たち=26日、東京・新宿駅東南口
(写真)鳥越都知事候補(車上奥)の訴えを聞く人たち=26日、東京・新宿駅東南口

有力3候補がしのぎを削る大激戦となっている東京都知事選(31日投票)で、野党統一の鳥越俊太郎候補は26日、板橋区の大山ハッピーロード商店街や大山駅南口、新宿区の新宿駅東南口で演説し、「東京を平和、憲法を守る都市に」と訴えました。

新宿駅東南口では、参院選沖縄選挙区で自民党の現職大臣を破って当選した伊波洋一参院議員や、作家の澤地久枝氏ら9人の応援を受けてマイクを握りました。

鳥越氏は「待機児童ゼロ、(特養ホーム入所待ちの)待機高齢者ゼロの二つのゼロを実現したい」と宣言。保育士や介護士の給与が低過ぎる問題について「日本社会、東京都が向き合ってこなかったからこうなっている。今、手を打たなければならない」として、都として処遇改善に力を入れたいと述べました。

「核武装もあり得るという人を知事にするわけにはいきません。核兵器も原発もいらない」と強調。「二度と戦争をしない。そのために憲法9条を守ろう。いかがですか?」と呼びかけると、雨の中、駅前を埋めた聴衆から大きな拍手がわき起こりました。

澤地氏は「これは東京だけの選挙ではありません。負けるわけにはいきません」と強調。伊波氏は「都民、国民の声を聞く政治を誕生させなくてはいけません。鳥越さんを当選させて、東京から、沖縄から、日本を変えよう」と呼びかけました。

(「しんぶん赤旗」2016年7月27日付より)


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