横田基地の危険知って

宮本徹・山添氏ら

住民らと懇談

「横田基地の撤去を求める西多摩の会」と懇談する右から山添、 宮本の両氏=5日、東京都福生市(「しんぶん赤旗」提供)
「横田基地の撤去を求める西多摩の会」と懇談する 右から山添、宮本の両氏=5日、東京都福生市 (「しんぶん赤旗」提供)

日本共産党の宮本徹衆院議員と山添拓参院東京選挙区候補は5日、特殊作戦機CV22オスプレイの配備が計画されるなど基地強化が進む米軍米軍横田基地(東京都多磨地域)の周辺住民らと懇談し、基地強化の現状や被害の実態について調査しました。吉良よし子参院議員秘書が同行しました。
「横田基地の撤去を求める西多摩の会」との懇談では、同会から高橋美枝子代表ら10人が出席し「10月14日に周辺自治体に防衛省が説明したCV22配備に向けた米軍の環境レビューは、書かれている以上に、もっと多くの内容が隠されているのではないか」「新たに特殊作戦部隊を配備するということは、横田で常に、危険なオスプレイが超低空飛行や夜間の訓練などを行うことになる」などの発言がありました。
宮本氏は、環境レビューは、飛行回数や事故回数などの記述がなく不十分な内容だと指摘。「引き続き国会で追及していきたい」と述べました。山添氏は「街頭演説などで、横田基地の危険性を訴えていきたい」と話しました。
山添氏は横田基地視察後、徳留道信都議らとともに第2次新横田基地公害訴訟団昭島支部と懇談。福生、昭島両市で自治体の対応を聞きました。原告は、横田基地でパラシュート降下訓練や基地周辺での旋回飛行、騒音の増加など「基地の質を変えるような強化がされているのではないか」と不安を訴えました。

 

(「しんぶん赤旗」2015年11月6日付より)