「辺野古新基地中止を」:国立市議会が意見書

東京都国立市議会で24日、「沖縄辺野古沖での海底調査に向けた作業」と新基地建設の中止を求める意見書の提出を要求する陳情が賛成12、反対8の賛成多数で採択、意見書も可決されました。

賛成は、日本共産党のほか生活者ネット、社民党、民主党、緑の党、こぶしの木、維新の党、みらいのくにたちの各会派。
陳情は、防衛省の同作業について「サンゴを損傷し海の破壊を繰り返して‥抗議する県民を力で押さえつけています」と指摘。前知事が行った埋め立て承認の法的瑕疵(かし)の有無について、現県政が検証作業を続けており「せめて検証を終えるまでは作業は中止すべき」だと強調しています。
そのうえで、「沖縄県知事選挙や総選挙で示された『新基地ノー』の民意を真摯(しんし)に受け止めるべき」だとしています。
陳情は、16日の市議会総務委員会で賛成4、反対2で採択されていました。

(「しんぶん赤旗」2015年3月25日付より)