開発優先の転換必ず
国立市で日本共産党演説会

左から吉良、高原、尾張、住友の各氏=21日、東京都国立市
左から吉良、高原、尾張、住友の各氏
=21日、国立市

吉良よし子参院議員が訴え

吉良よし子参院議員を迎え21日、国立市で開かれた日本共産党演説会では、4月19日告示の市議選(定数22)で議席確保をめざす、高原幸雄、尾張みやこ=以上現=、住友たまみ=新=の3候補が決意を述べました。

市議選には、定数を8人上回る30人が立候補を予定。自民党が3議席増を目指す8人を、民主党が1増の2人を擁立し、公明党は前回当選の3議席確保に懸命になるなど、多数激戦となっています。

演説会で3候補は現市政が、総額153億円に及ぶ国立駅周辺の開発を優先する一方で、市民には、国保税の総額1億5千万円もの値上げなど、負担増を押し付けていると批判。市民の命とくらしを守る市政への転換に全力をあげると訴えました。

また、共産党市議団が超党派による「集団的自衛権行使容認に反対する決議」の可決に努力した実績を紹介。決議案に反対した自民、公明などを批判し「3人全員の当選で、国立から『戦争立法』ストップの声をあげよう」と呼びかけました。

(「しんぶん赤旗」2015年3月24日付より)