共産党全員当選 西東京市議選の結果

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全員当選を喜ぶ(左2人目から)藤岡、大竹、森住、保谷4氏と支持者ら=22日、西東京市

全員当選を喜ぶ(左2人目から)藤岡、大竹、
森住、保谷4氏と支持者ら=22日、西東京市

現有4議席確保 市民の負担増止める力

21日投開票の西東京市議選で、日本共産党は現職の保谷清子氏、藤岡ともあき氏、新人の大竹あつ子氏、森住孝明氏の4氏全員が当選し現有4議席を守りました。投票率が下がる中、4氏の得票数の合計は7512票で前回より1169票伸ばし、得票率も11.70%で前回より1.72ポイント上回りました。

全員当選が決まった後、4氏は選挙事務所に集まり、後援会員らと喜び合いました。

保谷氏は4氏を代表して、「市民の負担増ストップ、がん検診の無料制度継続など公約に掲げたことを実現していきたい。市民の命と暮らしを守るために、市民運動も盛り上げてともにがんばります」と決意を述べました。

2010年の前回市議選より合計得票を1千票以上上積みしての全員当選で、総選挙で示された共産党への期待の広がりを改めて示す結果となりました。

4氏は自民・公明の現市政が行政改革の名のもとに計画する市民の負担増を告発。7種の無料がん検診の有料化や国民健康保険料・保育料の大幅値上げストップなどを訴え「市民の命と暮らしを守る一票を共産党に」と呼びかけました。

選挙戦では、自民・公明党による争点隠しや楽観論の流布、宣伝への妨害も起こるなか、支部・後援会は支援者に支持拡大をお願いする「おりいって作戦」に取り組みました。

西東京市議選結果 (定数28—立候補36)
森住 孝明 28新 2073票(10位)
保谷 清子 67現 2002票(12位)
大竹あつ子 45新 1900票(17位)
藤岡ともあき 68現 1537票(22位)

議席占有率14.29% 投票率40.77%

(「しんぶん赤旗」2014年12月23日付より)