西東京の4議席必ず 小池副委員長が訴え

 

全員当選を訴えた小池氏(中央)と(左から)藤岡、大竹、森住、保谷の各候補=16日、西東京市
全員当選を訴えた小池氏(中央)と(左から)藤岡、大竹、森住、保谷の各候補=16日、西東京市

西東京市議選(12月14日告示、21日投票)を控えた16日、日本共産党は小池晃副委員長・参院議員と宮本徹衆院東京ブロック比例候補を迎えて市内で演説会を開きました。

会場の市民会館公会堂は「近年では最大規模」の参加者で満員。「現有議席確保をめざす4候補が総選挙勝利の先頭に立ち、市議選でも必ず全員当選を」の熱気にあふれました。

小池氏は、集団的自衛権の行使容認・海外で戦争する国づくりや消費税増税、原発再稼働など安倍政権の暴走を批判し、「解散・総選挙は、国民の世論と運動に追いつめられた結果。国民から見れば、これほどのチャンスはありません」と強調。

安倍暴走政治と真正面から対決し、どんな問題でも対案を示し、幅広い国民と共同して新しい政治をめざす日本共産党を伸ばし、国民の声で動く新しい政治の実現を呼びかけました。

自民・公明市政復活後の市議選について小池氏は、現市政が保育料は国保料の大幅値上げなどを計画していることにふれ、「市民いじめの負担増計画を許すのかどうかが問われる選挙」と指摘。「定数28に40人以上が立候補する多数大激戦で、共産党の4議席を守り抜けるかが焦点。必ず全員当選を」と訴えると会場は、拍手と声援で応えました。

保谷清子、藤岡ともあき=以上、現=、大竹あつ子、森住孝明=以上、新=の各候補が決意表明。藤岡氏は、市民負担増の値上げや有料化の計画を許さない日本共産党の政策と立場を強調。「西東京市の宝」7つのがん検診の無料制を守るなど党市議団の豊かな実績を紹介し、「全員当選で、国と市政の暴走にストップをかけ、市民生活を守る仕事をさせてください」と訴えました。

(「しんぶん赤旗」2014年11月18日付より)