東京・日野 住民の不安置き去り

三井不動産が東京都日野市で計画している高さ63・5㍍もの巨大データセンター(DC)の予定地の造成工事が1日、始まりました。
建設に反対している「巨大DCから住民の暮らしと環境を守る市民の会」はコンクリートを砕くような工事の音が響くなか、近くの公園で着工に抗議する集会を開き、「DC建設を強行するな」と書かれたのぼりや横断幕を掲げて、通行人らにアピールしました。
市民の会の山崎康夫共同代表は、計画を担う三井不動産との協議や、三井不動産本社(中央区)への要請行動について報告。「三井不動産が、重油漏えいや火災に対する安全対策などを答えない中で造成工事が始まるのは、近隣住民として我慢がならない」と訴えました。
集会の後、工事現場の入口前に移動し、近隣住民ら6人が次々とマイクを握りました。「DC付近が子どもの通学路になる。熱中症を加速するDC建設を懸念している」「コンクリートを砕く振動で家がミシミシ鳴る。音がうるさく、粉じんもあり窓も開けられない」などと話しました。
集会には日本共産党の清水とし子都議、渡部三枝前市議も参加しました。清水氏は「都議会でもDCの問題が取り上げられている。住民合意や情報公開のない建設を止めるよう一緒に頑張りたい」とあいさつしました。
(「しんぶん赤旗」2026年10月2日付より)

