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「再エネ増やそう」街に声 – 銀座で気候マーチ550人

 「化石はいるの?」「いらないよ」「再エネ増やそう」。環境省や東京電力本社前、東京・銀座の街に音楽に乗せた声が響きました。25日夜、日本政府に温暖化対策を推し進めることを求めて約550人が気候マーチに取り組みました。2050年までの再生可能エネルギー100%をめざして活動する「ワタシのミライ」が主催し、WE WANT OUR FUTUREも参加しました。

気候マーチに参加する(左から)吉良よし子参院議員、山添拓政策委員長、笠井亮元衆院議員(写真は笠井亮さんのXより)

 日比谷公園を出発したデモは省庁が集まる霞が関から銀座を通過。東京駅まで「戦争いらない平和をつくろう」と声を上げました。多くの通行人がスマホのカメラを向けていました。

 環境活動家のeriさんとアーティストで歌手のコムアイさんがトラックに乗り、コール。合間に即興の掛け合いでスピーチしました。

 「いま化石燃料を減らすのとAI(人工知能)のデータセンターが必要だってことで、原発をどんどん増やそうっていう動きがあるんだって」と最近、東京電力福島第1原発を訪れたコムアイさん。eriさんは「原発って、つくるのすごく高いの。ただでさえ私たちいま大変なのに。でも私たちには他にもエネルギーつくれるって聞いたよ」と太陽光発電や風力発電を紹介しました。「安くつくれるように、いま技術も進んでるんだよね。私たちの未来を守るために、原発も化石燃料も石炭もやめて、再生可能エネルギーにシフトしよう!」と呼びかけ。コムアイさんは「みんなで求めればできる~」と手を大きく振り上げました。

子どもの未来

 参加者は、思い思いの言葉を段ボールに書いたプラカードを手に声を上げました。「人と自然 こどもたちのみらい」と書いたのは職場の同僚と参加した男性(40)=東京都江戸川区=です。暑すぎる夏や相次ぐ豪雨災害に危機感を抱いています。「ハザードマップ(災害で被害が想定される地域を示した地図)を見たら、江戸川区は真っ赤だった。もし豪雨が降れば逃げ場はない」と声を落とします。

 小学1年と2歳の子どもがいます。気候危機の影響で遊びの選択肢が減っています。「夏の遊具は熱いし熱中症も心配で公園では遊ばせられない。室内か水遊びくらいしかない」

 男性は約20年間、スノーボードを楽しんでいますが、「気候危機の影響を肌で感じる」と言います。数年前は12月下旬にはスキー場に雪が積もっていました。最近は同時期にオープンするかどうかわかりません。「昔は安定して雪が降っていた。今はドカッと降っては解けての繰り返し。降るのも遅い」状況です。「このままだと、次の20年でさらに悪化してしまう。行動して、今まで選ぶことができていたものを子どもたちに残したい」

行動で変える

 初めてデモに参加したのは、夏は毎日サーフィンに通う20代の女性=神奈川県逗子市=です。「気候危機で、海の環境が悪くなっていると感じる」と話します。海水温の上昇などで海草や藻が枯れてしまう「磯枯れ」や漂流するプラスチックを目にするといいます。「生態系がくずれると私たちの食べ物にも影響するので心配です」

 初デモですが、「緊張とか言ってる場合じゃない。やらなきゃ」と強調します。「大きいアクションも大事だけど、自分の住む地域を守るために行動していくことが大事。政策をつくるのは政治だから、政治を変えないといけない」

 日本共産党の吉良よし子、山添拓の両参院議員と笠井亮元衆院議員がともに歩きました。吉良氏は参加後、「楽しく歩けた。今まさに課題の『戦争が一番の環境破壊だ』と沿道に訴えることができて、よかった」と話しました。

 気候マーチは、全国各地で60以上のアクションやイベントを開催する、「気候アクションウィーク」の一環として取り組まれました。

(「しんぶん赤旗」2026年9月27日付より)

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