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米軍基地跡地にサッカー練習場計画 樹木8割伐採着手へ

東京・調布 市民「住民の声聞いて」

FC東京が事実上占有するスポーツ施設の計画地=11月6日、東京都調布市

東京都調布市にある貴重な緑地の国有地「米軍基地跡地留保地」を、Jリーグ・FC東京の練習拠点を中心として「公園」にする市の計画に対し、市民から反対の声があがっています。市は今月下旬にも樹木の伐採工事に着手しようとしています。
「留保地」は調布飛行場の南、味の素スタジアム東側に隣接する6㌶の土地で、250本位女王の大木が生い茂り、オオタカなどの野鳥が飛び交う、住宅地に残された貴重な自然です。
ところが昨年8月、当時の市長が、FC東京のサッカー練習場を中心とした「公園」計画を発表。全体の整備費は100億円が見込まれ、3割を市が負担し、残りをFC東京が負担するとしています。8割強の樹木が伐採されます。
今年7月に初当選した林明裕市長は、計画推進を表明。9月の市議会では土地取得費27億円と工事契約費5億円の予算が可決されました。
「寝耳に水」の計画に対し、「調布基地跡地留保地問題について考える市民の会」は、計画の中止を求めるネット署名を10月上旬から開始。今月4日には、林市長に1日までに集まった6415人分の署名を提出し、土壌調査の結果や木を何本残せるか明らかにすることなどを要望。市とFC東京が計画断行の姿勢を崩さない限り署名を継続することを伝えました。
10、11月に住民説明会があり、その中ではFC東京のサポーターの男性からも「計画には賛成だが、住民の声をきちんと聞いてほしい」という意見が出されました。
「市民の会」の堀北理枝子さんは「公共の公園計画でありながら、市民の声はないがしろです。6㌶の自然環境破壊の影響調査もしていません。拙速に進めるのはやめ、立ち止まって計画を見直してほしい」と話しています。

(「しんぶん赤旗」2026年11月7日付より)

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