権力犯罪 もう二度と

関東大震災の混乱に乗じ、社会主義者や労働組合の若者らが軍と警察によって虐殺された亀戸事件から103年となるなか、東京都江東区内で10日、追悼集会が開かれました。「権力犯罪を再び起こさせない」と語り合いました。同実行委員会の主催です。
戒厳令が布告されるなか、被災者救援をしていた日本共産青年同盟の川合義虎・初代委員長ら10人が虐殺された亀戸事件。集会であぜ上三和子実行委員長(元都議)は、政府に批判的な国民を弾圧したのが亀戸事件であり、その後の治安維持法につながったと発言。今、戦前への逆戻りが進む一方で「主権者は私たち」「憲法守ろう」という声が広がっているとして「追悼の意義を自分事として受け止め、声を上げ続けよう」と述べました。
治安維持法犠牲者国家賠償要求同盟東京都本部の中嶋育雄会長は「戦争する国へと暴走する」高市早苗政権を批判。緊急事態条項は「かつての戒厳令と同じ過ちを犯す」と語りました。
日朝協会東京都連合会の宮川泰彦会長が講演し、日本共産党の斉藤まりこ都議があいさつしました。石播労働者うたう会・東部のうたごえが歌いました。式典後、参加者は浄心寺(同区)内の亀戸事件犠牲者の碑へ献花しました。
(「しんぶん赤旗」2026年9月11日付より)

