施行認可は撤回せよ 神宮外苑再開発 党都議団が談話

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日本共産党東京都議団の和泉なおみ幹事長は17日、小池百合子知事が神宮外苑再開発の施工を認可したことに抗議する談話を発表しました。

談話は、ユネスコの諮問機関の日本イコモス国内委員会が、事業者の環境影響評価書に「虚偽」を指摘するなど重大な問題が未解決なのに、施工認可を強行することは、知事の重大な責任の放棄だと批判しました。

イチョウ並木の確実な保全を求める陳情を、都議会が全会一致で趣旨採択したと指摘。現在の計画は、確実な保全を保障するものとなっておらず、認可は都議会の医師にも反すると強調しました。

談話は、再開発見直しを求める署名が11万人を超え、ラグビー場と野球場の建て替え見直しを求める署名を広がり、超党派の国会議連が知事宛てにイチョウ並木の保全を要請するなど、計画見直しを求める声は高まる一方だと強調。「認可はなによりも、神宮外苑の自然と景観、歴史を守ってほしいという後半な都民・国民の切実な願いを踏みにじるもので、知事の姿勢が問われる」と批判しました。

(しんぶん赤旗2023年2月21日付より)