精神障害者割引巡り、国に対応要請

JR旅客6社が2025年4月に導入した精神障害者の運賃割引制度を利用する人から「みどりの窓口が混雑し、購入手続きに支障がある」との声が上がっています。日本共産党の山添拓参院議員、福手ゆう子都議、関係区議団は18日、参院議員会館で国土交通省の担当者から、みどりの窓口の混雑緩和対策などについて聞き取りをしました。
JR東日本の廃止方針によるみどりの窓口の設置数の減少で、設置駅には利用する人が集中します。杉山こういち大田区議は「蒲田駅のみどりの窓口は平均2時間待ちと言われる。騒音などで、長時間待つことが本当に難しい」という、当事者の声を紹介しました。
JR東日本が今年7月31日から開始した、ネットで乗車券の予約ができる「えきねっと」での精神障害者割引乗車券の取り扱いがマイナポータルとの連携が必要なことなどについて、すがや郁恵大田区議は「『えきねっと』はマイナポータルを利用できない人は使えない」と指摘しました。
聞き取りでは、みどりの窓口の混雑を緩和すること、マイナンバーカードを持っていない人も「えきねっと」を使えるよう改善することを、JR東日本に働きかけるよう求めました。
国交省の担当者は「精神障害者が雑踏で不安になることは理解できる。マイナンバーカードを持たない人への配慮も必要。JR東日本に伝える」と答えました。
(「しんぶん赤旗」2026年8月20日付より)
