日本平和委が防衛省に要求 ─ 山添拓参院議員が参加
日本平和委員会は7月31日、陸上自衛隊の中央情報隊(朝霞=あさか=駐屯地、東京都・埼玉県)の対外情報部門「現地情報隊」が、大学教授らを対象に「愛国心」など思想信条の個人情報収集活動をしていたとの熊本日日新聞の報道を受け、参院議員会館で、防衛省に実態解明と違憲・違法な活動の中止を求めました。
山添氏参加

報告文書には氏名、性別から家庭環境、国籍など41項目に及ぶ調査がされた内容が記載されています。
千坂純事務局長は、極めてプライバシーに関わる生々しい文書が出ているという疑惑について「文書が実際にあったかどうか確認したのか」と問い詰めました。防衛省担当者は報道内容は承知しているものの「同省が公表した文書ではなく、答えは差し控える」と答えるにとどまりました。
参加者から「研究者や学者の情報の信ぴょう性を得るために、さらにその周囲も調査しているのではないか」「出所不明の報告文書だというなら、実際に文書があったのか調査をするべきだ」などの発言がありました。
千坂氏は「情報を隠ぺいすることは許されない」と述べ、文書の有無を明らかにするよう求めました。
日本共産党の山添拓政策委員長・参院議員が参加し、「自衛隊員が対象者の『愛国心』などを把握することはあるのではないか」と指摘。防衛省は「一般論として、対象者から得る情報の信頼度を高めるために、有益な場合はありうる」などと述べました。
(「しんぶん赤旗」2026年8月2日付より)
