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米軍に降下訓練中止求めよ

山添氏ら防衛省から聞き取り

 東京都福生市で児童館の敷地に米軍のパラシュートが落下した問題で12日、日本共産党の山添拓参院議員が、関連自治体の議員や市民団体と、参院議員会館で防衛省の担当者から聞き取りをしました。参加者が口々に「米軍に降下訓練中止を求めるべきだ」と訴えましたが、担当者は「中止を求めてもなかなか難しい」などの答えに終始しました。

 この件では11月20日の事故当日、米軍が児童館敷地からパラシュートを回収していたとされます。参加した市毛雅大・福生市議は担当者に「不法侵入というだけでなく、主権を侵害されている。それだけ重大なことだと認識を」と求めました。

 防衛省の担当者も「米軍に遺憾の意を強く表明した」と繰り返し強調しました。しかし降下訓練の中止を要求するよう参加者が求めると「米軍の運用にも関わること。われわれの方からやめるべきだと言ったところで、彼らは彼らの訓練計画に基づいてやっている」などの回答にとどまりました。

 児童館への落下は、11月18日に米兵が基地外に降下し、羽村市の住宅の一部を損壊させた事故に続いて発生しました。

 山添氏は「『再発防止』を言いながら第2の事故を起こし、勝手に落下物を回収し、日本側に連絡もない。ルール破りを重ねている。通常の事態ではない。訓練の中止を求めるべきだ。『言ってもしょうがない』では済まない」と強調しました。

(「しんぶん赤旗」2025年12月16日付より)

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