あす市議補選告示 北村候補訴え

市民の声届く市政に 東久留米

市民の声援に応える(右から)山添、北村、原の3氏=4日、東京都東久留米市(「しんぶん赤旗」提供)

 目前に迫った東京都東久留米市議補選(7日告示、14日投票)に向けて、日本共産党の北村のり子候補=新=は4日、山添拓参院議員、原のり子都議の応援を受けて街頭演説し「市民の声が届く市政を一緒につくろう」と訴えました。

 駅前のロータリーに大型モニターを設置。障害を持つ人も情報を得られるように、演説内容をリアルタイムで字幕表示しました。

 北村氏は「私は1月に急逝した北村りゅうた市議の母親です」と切り出しました。北村市議が取り組んできた教育無償化や、都市計画道路の見直しなど「やり残した、やりたかったことを引き継ぎ、後につなげていきたい」と語りました。

 北村氏は▽中学校全員給食▽補聴器の購入費助成制度の実現▽交通不便地域にコミュニティバスの実現ーなどの公約を掲げ「実現に向け力を尽くしたい」と語りました。

 山添氏は「政治が危うい方向へ動いている中での選挙だ」と指摘。高市政権の経済対策には「暮らしを支え経済を立て直す柱がない」と批判し、消費税を減税し大企業の内部留保を賃上げに還元させようと訴えました。

 また、軍事費をGDP(国内総生産)比2%に前倒し達成する大軍拡を進めようとしていると述べ「『暮らしを押しつぶす大軍拡をさせない』と訴える共産党の議席を増やすことが東久留米でも必要だ」と支援を訴えました。

 原氏は「北村さんは教師として40年働いた教育問題のプロ。市政で活躍してもらいたい」と話しました。

 市議補選と同日実施の市長選で、共産党が自主的に支援する、ふるたに高子候補も駆け付け「希望が持てる市政に向けて共に頑張りたい」と話しました。

(「しんぶん赤旗」2025年12月6日付より)

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