住民の声届く葛飾へ 5区議候補 訴えの要旨

 東京都葛飾区で11日行われた日本共産党街頭演説で、区議選(11月2日告示、9日投開票、定数40)の党候補5氏が訴えた要旨を紹介します。

混雑解消に交通局 中江秀夫候補=前=

 金町駅周辺の再開発で駅の混雑が深刻です。

 金町駅のホームドア設置を求める署名運動に取り組み、JRに要請し、設置を勝ち取りました。

 大学の神学部増設や大型店開業で、狭い道路に人があふれています。住民の交通問題を解決する交通局の設置を求めます。

 前回、議席を失い、区民の声に応えられない悔しさを感じました。議席を奪還するために全力を挙げます。

労働条件引き上げ 片岡ちとせ候補=現=

 4年前、初めての質問で、学校給食無償化がどれだけの予算で可能かただしました。葛飾区が23区で無償化を先駆けて実現し、全都に広がりました。

 保育園の無償化が第一子から始まりましたが、延長保育料は対象外。長時間労働の人や通勤時間が長い人は、延長保育料の負担が大変です。

 賃金と労働条件を引き上げ、誰もが自分らしく生きられる葛飾区にしたい。

食費・交通費負担減 木村ひでこ候補=現=

 学校給食の無償化や補聴器購入助成の拡大の実現で、区民から「あきらめかけていたが、実現してうれしい」との声が届きました。

 物価高騰が「お米が高すぎて買えない」「猛暑でも自宅でクーラーをつけられない」と生活相談が寄せられます。切実な声に応えるため、お米券配布や電気代助成、シルバーパス軽減、高校生の通学定半額補助を実現したい。弱い立場の人の声を区政に届けたい。

大型開発優先転換 中村しんご候補=現=

 お米券配布や電気代補助など共産党の緊急提案の実現には、現区政の大型開発優先の転換が必要です。

 立石駅北口再開発と区庁舎移転は、浪費の最たるものです。庁舎購入費が青天井で、総工費もいくらかかるか分からない計画です。これでは区民の要求の実現が遠のいてしまいます。

 再開発計画を追及し、住民運動の相談に乗ってきた共産党の私を、区議会に押し上げてください。

行政をチェックし 三小田准一候補=現=

 共産党区議団は毎年、無駄遣いをやめ暮らしに回そうと、予算組み替えや条例を提案しています。行政をチェックし、財源を示して、住民の願いを実現するまで頑張るのが共産党です。

 自民党は学校給食をいつやめるのかと迫っています。区議選は大型開発優先の自民・公明など与党と、暮らし優先の共産党との対決です。

 共産党5人の全員当選を実現させてください。

(「しんぶん赤旗」2025年10月15日付より)

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