吉良議員が参加

超党派の国会議員でつくる「公共事業チェックとグリーンインフラを進める会」は1日、東京外環道(関越道~東名高速間、約16㌔㍍)事業の調査を行いました。日本共産党の吉良よし子参議院議員、立憲民主党の山崎誠、松下玲子両衆院議員が参加しました。
一行は5年前に陥没事故が起き、地盤補修工事が行われている東京都府中市の現場や中央自動車道との接続部を視察した後、青梅街道インター予定地(練馬区)を訪れ一帯を調査し、住民と懇談しました。
関越道からの2本の大深度地下トンネル工事はちょうど同インター予定地の直下に到達しています。地域では町会ぐるみでインター反対の運動が起き、裁判もたたかわれています。
懇談で住民は「テレビの音量を大きくしても掘進の音が聞こえてくる」「シールドマシンが動くと頭痛が起き、膝の傷が痛む。ホテルに自主避難している」と工事による被害を告発。「国などは大深度地下での工事は地上に影響はないとさんざん説明してきたが、全く違う事態」と訴えました。他地域の住民も参加し「大深度地下法は廃止に」と口々に語りました。
吉良氏は「地上に影響が出ていることは重大。暮らしを破壊して成り立つ公共事業は、あってはならない」と強調しました。
(「しんぶん赤旗」2025年10月7日付より)