首相辞任表明で山添・吉良・宮本氏宣伝
消費税減税・物価高対策 直ちに進めよ

石破茂首相の辞任表明を受けて8日、日本共産党の山添拓、吉良よし子両参院議員、宮本徹前衆院議員・東京比例予定候補が東京都新宿区のJR新宿駅東口で緊急の街頭演説を行い、「自民党政治そのものを変える、うねりを起こそう」と呼びかけました。
直前の告知にもかかわらず、仕事帰りに駆け付けた人や、通りかかって足を止めた人の姿が見られました。
山添氏は「自民党政治の延命に手を貸したり、さらに排外主義に誘導したりする動きが生まれれば、『自民党政治を終わらせたい』という参院選の結果は何だったのかということになる」と強調。「裏金問題を暴いて追及し、大企業優遇、米国いいなりの自民党政治を根本から変えようと訴えてきた日本共産党を大きくしてほしい。自民党政治の中身そのものを変えようという国民的なうねりが求められている」と訴えました。
吉良氏は「これまでも声を上げて政治を動かしてきた。自民党政治を変え、軍事費拡大ではなく国民の生活や教育に予算を充てよう」と呼びかけました。
宮本氏が「自民党は自党の権力争いではなく、選挙で示された消費税減税の願いや物価高騰対策を直ちに進めるべきだ」と訴えると「そうだ!」の声が飛びました。
(「しんぶん赤旗」2025年9月10日付より)