差別あおる政治許すな

共産党全都一斉宣伝

党都委員会の宣伝で訴える宮本氏=22日、東京都豊島区(写真は「しんぶん赤旗」提供)

 日本共産党東京都委員会は22日、「誰もが尊厳を持って生きられる社会へ、差別をあおる政治を許さない」と全都一斉宣伝を都内各地で行いました。豊島区の池袋駅西口では宮本徹前衆院議員、斉藤まりこ都議、谷川智行党政策副委員長や大学生らがリレースピーチしました。

 宮本氏は「ガザでは罪のない子ども、市民が虐殺されている。日本政府はジェノサイドを許さない立場でイスラエルへ圧力を」と述べ「排外主義を広げている参政党の攻撃の矛先は、外国人だけではない。LGBTQ(性的少数者)の権利を守ることや、男女共同参画社会も『文化的共産主義』と攻撃している。攻撃をともに打ち破ろう」と呼びかけました。

 斉藤氏は「小池百合子知事は関東大震災の朝鮮人虐殺への追悼文を出すべきだ」と語り、谷川氏は「差別する政治、社会では誰も救われない。みんなを苦しめる本丸の自民党政治を変えよう」と訴えました。

 参加した大学生も「博士課程の生活支援から留学生を排除するのはおかしい」と発言しました。

 吉良よし子・山添拓両参院議員事務所でインターン(研修)をしている大学1年生は「街宣を主催する側で参加したのは初めて。ボランティアの人も駆け付けてくれて、道ゆく人も一体になった感じで感動した」と語りました。

 練馬区では4カ所で街宣。都営地下鉄練馬春日町駅前では女性が「しんぶん赤旗」日曜版宣伝紙を受け取り「応援しています」と声をかけました。

(「しんぶん赤旗」2025年8月24日付より)

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