都 エアコン購入助成

高齢・障害者対象 省エネ型8万円相当 共産党が要求


 東京都は、高齢者や障害者がエアコンを購入する際に8万円分を助成する方針を明らかにしました。小池百合子知事が22日、定例記者会見で助成を30日から始めると述べました。エアコン購入への助成は、日本共産党が6月の都議選で公約するなど繰り返し求めてきたものです。

 都は、都内に住む高齢者(65歳以上)、障害者が省エネ性能の高いエアコンを「東京ゼロエミ(温室効果ガス排出ゼロ)ポイント」登録店で購入し自宅に設置する際、ポイント分(8万円相当)を値引きするとしています。

申し入れを行う(左から)尾崎あや子、とや英津子、福手ゆう子、清水とし子、藤田りょうこ、田中とも子、里吉ゆみの各都議=6日、東京都庁(「しんぶん赤旗」提供)

 共産党都議団は6日、エアコン設置を必要とする人たちが自己負担なく省エネルギー型エアコンを設置できるよう助成を小池知事宛てに申し入れていました。

 申し入れでは、熱中症により屋内で昨年死亡した都内の人のうち、エアコンを設置していなかったり、設置していても使っていなかったりした人が8割を超えたと強調。エアコンの購入・設置費用や電気代への支援を行うよう求めていました。

(「しんぶん赤旗」2025年8月23日付より)

「危険な暑さから都民の命を守る緊急申し入れ」はこちらです。

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