吉良さん当選に喜びの声

 参院東京選挙区で3選を果たした吉良よし子さんに、事務所で開票を見守った人たちなどから喜びの声が寄せられました。紹介します。

差別許さぬ立場に共感が
働く女性 並川聡子さん

 ずっと吉良さんを応援してきて、毎回、当選確実が出るまで不安ですが、今回は特に、都議選の結果で参政党が伸ばしたことなど、「反共産党」の空気を強く感じていたので、とても心配でした。当選が決まって、本当にうれしいです。
 新宿駅南口での最後の街頭演説の場でも、若い人たちが多くいて、私と同年代の女性、学生などが立ち止まっていました。「差別を許さない」という思いを持った人たちの多くが、現状に危機感を持ち、参政党が「共産党とは会派を組まない」と明言しているように、差別に真正面からたたかっているのは共産党なんだと気づいたのではないでしょうか。
 ジェンダー平等の政策に期待しています。吉良さんが、結婚してもしなくても、子どもを産んでも産まなくても、個人の選択に政治が介入することは許さないと、はっきり言ってくれたことが、私自身、うれしかった。参院で与党が過半数割れを起こしたことで、選択的夫婦別姓などをぜひ前に進めてほしいです。

教育問題の改善に不可欠
日本共産党全都後援会会長 工藤芳弘さん

 教育現場で働き、「子どもと教育」に関わってきた立場として、吉良さんは教育問題で、私立大学の入学金問題、学校給食無償化など、多くのテーマを取り上げ、熱心に取り組んで成果を実現してくれた議員です。教育問題の改善のためにも、何としても落としてはいけない議席だと思っていました。
 「日本人ファースト」などと言いますが、教育は、どの子どもも大切、どんな人間も大切という立場です。差別は絶対に許すことはできません。
 平和と自由の問題でも、世界各地の戦争で、子どもたちが今も亡くなっています。憲法を守って、平和と民主主義、自由を掲げる共産党に何としても、頑張ってほしい。吉良さんの当選が、本当にうれしいです。

ひどい情景をまともに
都内会社員 鈴木七海さん

 吉良さんが当選したことは本当に良かったですが、デマにもとづく差別で支持を獲得している参政党がこれだけ多くの議席を獲得したことは、今後の社会が本当に不安です。民主主義から全体主義が生まれるような状況なんだということを、強く感じます。報道機関のみなさんには、事実検証をしっかりしてほしいと思うし、みんなでできることをやっていきたいと思います。
 選択的夫婦別姓など人権の問題をめぐって、維新の会や国民民主党などが、この間、立場を変えてきているなかで、吉良さんは立場がぶれず、一人ひとりの意見を聞いてくれる。吉良さんは、このひどい情景をまともにしてくれる一人だと思います。

人権を大事にしてくれる
大学生

 都内の大学に通う四谷つむぎさん(21)=仮名=は「当選してほっとしています。吉良さんの演説で人権を大事にしていることを知って、うれしく勇気をもらっています。当たり前のことなのに、人権を大切にできない候補者ばかりなので吉良さんのような人がいてくれて本当に良かった。デマを流すような政治家の発言は許せません。学費の問題でも吉良さんの訴えには心がこもっている。大学が遠くて本当は実家から出たいのに、親に学費以上の負担は言えない。吉良さんなら学費無償化のために私たちといっしょに頑張ってくれると思います」。
 友だちで同じく大学生のMYさん(22)は、「人権や差別のことはもちろんですが、ぜひ教育の無償化を実現してほしい。私も卒業したら奨学金という名の500万円の借金を返済しないとなりません。社会を良くするために学んでいるのにおかしい。吉良さんはそのことに光を当ててくれました。友だちに支持を広めたので、少しでも力になれたかなと、うれしく思っています」と話しました。

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