及川氏、介護施策拡充掲げ

東京都国分寺市長選(22日投開票)が告示された15日、日本共産党が自主的に支援する前市議の及川妙子候補(66)=無所属新=が第一声を上げました。
及川氏は、子育てや介護をしてきた自身の経験や、障害児を抱える友人が移動に対する行政の支援を得られなかった体験を紹介。「困っている人を助けるのが政治の役割だ」と強調。市民と対話を重ねて政策をつくったと述べ、支援を訴えました。
及川氏は政策で▽介護・障害者施策の拡充▽ジェンダー平等・多様性の尊重▽緑と水を大切にする街づくり▽市独自のPFAS(有機フッ素化合物)対策-などを掲げています。
第一声には国会議員や国立市の浜崎真也市長、市議らも駆け付けました。
金沢氏「市民の願いを私に」

東京都国分氏市議補選(22日投開票、被選挙数2、立候補3人)が告示された15日、日本共産党の金沢がくと候補(47)=新=が「暮らしをよくしたい市民の願いを私に寄せて欲しい」と第一声を上げました。
金沢氏は昨年12月市議会で中小事業者の物価高騰対策を求める市民の陳情が自民党、公明党などの反対により不採択になったと批判。物価高騰対策として中小事業者の電気・ガス代補助や全世帯へのお米券配布を公約しました。
市民と共産党などの運動で小中学校の給食無償化(弁当方式)が実現したものの、「不登校の生徒や弁当を持参する中学生が対象外になっているのは不公平だ」と指摘。「全ての生徒に温かい給食を実現するため、市政に送ってほしい」と訴えました。
中山ごう市議は「消費税減税を求める声が広がっている。大企業・富裕層優遇を正す財源を示して、消費税減税を掲げる共産党を伸ばしてほしい」と呼びかけました。
また、同時実施の市長選で前市議の及川妙子候補=無所属新=と、都議選北多摩2区(同市と国立市)で岩永やす代候補=ネット現=を応援すると述べました。
(「しんぶん赤旗」2025年6月17日付より)