小池書記局長が訴え

日本共産党の小池晃書記局長(参院比例予定候補)は1日、東京都大田区のJR蒲田駅前で街頭演説し、大激戦の都議選で定数7の同区から3期目をめざす藤田りょうこ都議の必勝と、続く参院選での比例予定候補5人と東京選挙区吉良よし子議員の必勝を大勢の聴衆に訴えました。
藤田氏は、物価高騰や低年金に苦しむ切実な都民の声を紹介し「何としても都議会に駆け上がらないといけない」と述べて大きな支援を訴えました。
小池氏は、藤田氏が看護師として20年の経験を原点に「命と暮らしを守るために頑張り抜いてきた」と述べ、病院の多数が赤字のなか、都議会で医療現場の実態を伝え、民間病院への321億円の助成を実現したことを報告。自公維が全国の医療機関の病床を最大11万床減らすことで合意しており「こんな勢力に未来を託すわけにいかない」と訴えました。
小池氏は都議会自民党の裏金都議19人のうち15人が裏金を使っていないと言っているが「本当か」と述べ、その1人、大田区の鈴木章浩都議は「使ったのかどうか分からないので、使っていないという話にした」と語ったと東京新聞が報じたことを紹介すると、聴衆から「ふざけるな」という怒りの声が。小池氏は「金まみれの自民党政治につける薬は共産党だ」と述べ、藤田氏の必勝を重ねて訴えました。
小池氏は党都議団が野党第1党の力で学校給食無償化、シルバーパス値下げなどを実現したと述べ、「国の政治を変える上でも、暮らしを支える都政を実現する上でも大事な選挙だ。藤田さんへの支援を広げて大激戦を勝ち抜かせてほしい」と訴えました。
(「しんぶん赤旗」2025年6月2日付けより)