高市政権が前のめりに進める憲法改悪の動きに、草の根から反対の意思を示そうと、国会前などでの行動に連帯して、地元の駅前などでペンライトなどを持ち寄って集会を開く取り組みが広がっています。各地の行動予定をまとめたボランティアのWEBサイト「デモカレンダー」に掲載するなど、新たな参加者も広げています。



大田区・蒲田
国会前で1万人が集まった「NOWAR!憲法変えるな国会正門前大行動」が開かれた19日、都内各地の駅前でも市民らが呼びかけたペンライト行動や緊急アクションが開かれました。
蒲田駅前では、市民連合おおたの会らが呼びかけた「憲法まもろうペンライトアクション」が午後7時半から1時間、開かれました。
250人(主催者発表)が集まり、コールの合間に、弁護士らがマイクを持ち、「憲法には好きな条文がいろいろある。戦争がどこか遠いことと感じる人がいるとしたら、それも憲法9条の力です。みんなで憲法を守っていこう」などと訴えました。立憲民主党と日本共産党の区議もそれぞれ複数、参加し、「ずっと行きたかったペンライト集会が、蒲田でやられるということで、初めて参加できた」(立憲民主)、「蒲田駅前から、みんなの力で憲法を守る声を広げていこう」(共産)などとあいさつしました。
市民連合おおたの会の野本春吉さんは「蒲田駅前での、こういうペンライト行動は初めてです。準備の段階から若い人たちが関わってくれて、デモカレンダーにも多くの参加表明が寄せられた。今後も、取り組みを続けていきたい」と話していました。
北区・赤羽
北区の赤羽駅東口広場では19日午後6時から「戦争、改憲に反対する19夜のアクション」が開かれました。
「やさしいまちをつくる会・北区」代表の橋本弥寿子さんは、約70人が区外からも足を運んだことを紹介。「考え方の違いがあっても、戦争はしたくないと言う思いを共有し、地域から対話と平和を広げたい」と呼びかけました。
続いて、主催者代表の藤平輝明さんは、2015年の安全保障関連法成立への抗議活動として始まり、毎月続けられている「19 日行動」を振り返り、「国会前に行けなくても地域で声を上げ、憲法と平和を守る運動を広げよう」と訴えました。
日本共産党の、のの山けん区議は憲法9条について「戦争によって紛争を解決しないという日本の決意が込められている」と強調。北区で被爆者の証言継承に関わってきた経験にも触れ、平和への想いを次世代につなぐ重要性を語りました。
最後に赤羽在住で2児の母親が「平和は当たり前ではなく、一人ひとりが考え声を上げることが大切」と訴えました。
荒川区・町屋
荒川区の町屋駅前では22 日午後7時から、ペンライトスタンディングが行われました。主催者の新婦人荒川支部の女性は、武器輸出や憲法をめぐる動きへの危機感を語り「国会前だけでなく、地域からも憲法9条を守る声を広げていこう」と呼びかけました。
同区在住の女性は、戦後の出発点となった日本国憲法に触れ、戦後間もない時期に使われた教科書「あたらしい憲法のはなし」を朗読。「人権や平和の理念を、今あらためて学び直したい」と訴えました。
続いて、「平和憲法を守る会・荒川」の森本貴子さんは、世界各地で続く武力紛争への懸念を語り、「憲法前文や9条に込められた理念を見つめ直し、平和を守る行動につなげたい」と語りました。「9条壊すな」「改憲守れ憲法生かせ」「武力で平和はつくれない」「武器よりご飯」「武器より教育」「自由を奪う首相はいらない」とのコールが響きました。
