田村委員長・吉良参院議員・清水予定候補・大つき予定候補ら訴え

日本共産党の田村智子委員長は31日、東京都日野市と江東区で街頭に立ち、目前に迫った都議選での現有19議席維持とさらなる前進とともに、続く参院選での躍進に向け、多くの有権者に支持・支援を呼びかけました。
田村氏は日野市内2カ所で演説し、吉良よし子参院議員(参院選東京選挙区予定候補)とともに清水とし子都議の2期目実現をと、江東区豊洲の繁華街ではあぜ上三和子都議から引き継ぐ大つきかおり予定候補の勝利をと、つめかけた多くの聴衆によびかけました。

田村氏は、学校給食費無償化、シルバーパス値下げ、補聴器購入補助、水道料金値下げなど、都議会野党第1党の共産党の実績を紹介。小池都政がこれらを拒否し続け、自民、公明、都民ファーストの与党が反対し続けるもとでも、都議団が都民とともにねばり強く取り組んで実現させたと訴え、「共産党が提案したら1年後には小池知事の提案になると言われます。住民の暮らしを守るためにはどの政党が選挙で伸びることが必要か。共産党の議席がなんとしても必要です」と力を込めました。
田村氏は、学校給食費無償化のために市民とともに署名活動を行い、都議会では野党の他会派に呼びかけて実現に向け前進させた清水都議の活動を紹介。「みなさんの声で政治を動かす清水さんの議席を守ってください」と訴えました。
清水氏は「市民と野党が力を合わせれば都政は変えられる」と述べ、2期目に向けた決意を語りました。
田村氏は、江東区議を8期務めた大つき予定候補が議員と区幹部の税金での飲み食いは「おかしい」とやめさせたことなどを紹介。「ビシッとモノをいう大つきさんの議席は都議会でも必要です」と強調しました。
大つき予定候補は「理不尽な政治を変える思いで活動してきました。今度は都政で、みなさんの願いを実現するため全力でがんばる」と決意を表明しました。
(「しんぶん赤旗」2025年6月1日付けより)