学校雨漏り改修 支援ぜひ

清水都議と日野市議団 都に要請

 東京都多摩地域の小中学校の校舎が老朽化し、雨漏りやカビが生じる問題が起きています。日本共産党の清水とし子都議と党日野市議団(4人)は27日、校舎の改修に財政支援を行うよう坂本雅彦都教育長宛に申し入れました。

 清水氏らは「前項で雨漏り」「校舎屋上の防水加工がはがれた」「渡り廊下の天井に雨漏りのしみやカビが広がっている」など、市内の学校を視察して分かった深刻な現状を紹介。市も老朽校舎の改修に取り組んでいるものの、財政力が弱く、抜本的な対策が進んでいないと強調しました。

 都市長会も「施設の老朽化が進み、改築・大規模改修は喫緊の課題」として財政支援を国に働きかけるとともに、実現までの間、補助制度を創設するように都に要請していると紹介。「市町村だけで対応することは限界がある。耐震化や体育館への冷房設置、トイレ整備などのように、校舎の改修にも都が財政支援を」と求めました。

(「しんぶん赤旗」2025年5月28日付より)

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