命・健康 格差いらない

都民とともに 都議候補の決意

福手ゆう子(47)現 ●文京区(定数2)

略歴:岐阜県生まれ。医療事務。区議1期(しんぶん赤旗提供)

都議団の一員となって4年間、政治を変えたいと決意した原点、人としての尊厳を守りたい、人の命や健康に格差があってはならない、を思い返す場面が何度もありました。

その一つに、東京都が朝鮮学校だけ補助金を停止したままにしている問題があります。子どもたちは日常的に差別と偏見の中で生活しています。自分のルーツを大切にし、日本で希望を持って生きるために学ぶ子どもたちの権利が奪われている現状に向かい合った時です。

もう一つ、お金がなくても医療にかかれる「無料低額診療」をおこなう病院で、外国人の患者さんが増えていることを知りました。仮放免者の何の支援もなく、妊婦でさえ路上生活を強いられる状態が放置されていながら東京都は何もしません。

国籍を問わずどんな人にもあるのが人権、尊厳、そして命です。当たり前に守られるあたたかい社会にしたい、この思いを強くした4年間でした。都議会に送ってもらったからこそ届けられる声があると実感しています。ひきつづき都政に送ってください。

(「しんぶん赤旗」2025年4月23日付より)

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