小池・吉良両氏参加

消費税・インボイス(適格請求書)を参院選の大きな争点にして、みんなの声で止めようと、インボイス制度を考えるフリーランスの会(STOP!インボイス)は29日、東京・新宿駅前で「インボイス&消費税さようならデモ」を行いました。
参加者は「商売潰(つぶ)すな!生活壊すな!」とのプラカードを掲げ、ドラムのリズムに乗せて「増税もう無理! インボイス」とコール。沿道の市民や観光客は、炎天下のデモ行進を写真に収めていました。
デモに先立つ集会には建築、飲食業、農業、演劇関係などの当事者が登壇。
神奈川県茅ケ崎市でインド料理店を営む男性は「政治に無関心だったが2019年の消費税増税で売り上げが前年同月比で20%減り、コロナ禍で地域の店が次々と閉店するなかで気づいた。政治でつくられた制度は政治で変えなければならない。消費税廃止! インボイス廃止!」とスピーチしました。
日本共産党の小池晃書記局長、吉良よし子参院議員、立憲民主党、れいわ新選組の国会議員が参加。小池氏は「力を合わせれば政治は変えられる。暮らしを支えるために消費税減税、そして廃止へ、インボイス廃止を大争点にした参院選にしよう」とあいさつしました。
(「しんぶん赤旗」2025年6月30日付より)