日本のどこにもいらない
オスプレイ反対東京連絡会は24日、米軍横田基地(東京都福生市など多摩地域)の撤去とCV22オスプレイの飛行停止・配備撤回を求める「横田基地にオスプレイはいらない11・24東京大集会」を同市で開き、参加者は「日本のどこにもオスプレイはいらない」のプラカードを掲げてアピールしました。
同会事務局団体の東京地評の矢吹義則議長は「いつ落ちるかわからないオスプレイは東京にも日本にもいらない。自公政権が過半数割れに追い込まれている状況で、私たちの願いを国会に届ける運動を広げていこう」と主催者あいさつしました。
日本平和大会実行委員会の千坂純事務局長は「『飛行中止・撤去せよ』の声を立場の違いを超えて上げていこう」と訴えました。
東京高校生平和ゼミナールの高校生は「自分の高校で、政府に核兵器禁止条約の批准を求める署名を集めた。手伝ってくれる友達が生まれ、全校の4分の1以上が署名してくれた。声を上げれば賛同してくれる人はいる。自分から行動を起こそうと思った」と語りました。
参加した日本共産党の吉良よし子参院議員は、昨年の屋久島沖のオスプレイ墜落事故について「日本政府は米国言いなりで事故原因の究明すらできないことが明らかになった。政府は日本を守るというのなら、危険なオスプレイは今すぐ撤去すべきだ」と訴えました。
共産党の宮本徹前衆院議員、社民党の伊地智恭子東京都連幹事長が参加しました。
(しんぶん赤旗2024年11月25日付より)