自民政治、終わらせないと 田村委員長、傍聴者と懇談

報告する田村委員長(右)と酒井衆院東京比例候補=5日(しんぶん赤旗提供)

日本共産党の田村智子委員長・参院議員は、5日、委員長になって初めての予算委員会質問に臨み、終了後に参院議員会館で傍聴者と懇談しました。傍聴には、「SNSで知った」という人など、真ん中世代を中心に幅広い人が参加。懇談の司会は坂井和歌子衆院東京比例候補が行いました。

はじめに、田村氏が質問の力点や岸田文雄首相らの答弁の特徴を解説し、「裏金問題では政治倫理審査会を開かせたが、岸田文雄首相は事実解明をしようとしない。組織的犯罪という認識が欠如していることを追及しました。また経済問題では、企業・団体献金との癒着がいかに経済をダメにしたのかを示しました。法人税減税に効果がなかったという事実を岸田首相も否定できませんでした。などと語りました。

小平市に住む女性は「田村議員の迫力の質問は、わたしたちの声を代弁しているのだと感動しました」と感想を述べました。

東久留米市からの参加者は「国政にあきれ果てていましたが、田村議員の経済関連の質問が圧巻でした。男女賃金格差の追及は日本共産党ならではの質問だと感じました」と発言。新宿区からの参加者は「わたしたちは市民の立場で、できることを見つけて頑張っていきます」と懇談後に感想文を寄せました。

田村氏は参加者の質問に答えて、質問準備の工夫などを紹介。「自民党政治を終わらせなければダメだというのが今日の質問の結論」と述べ、本気で政治を変えるため力を合わせることをよびかけました。

懇談の動画はyoutubeの党都委員会チャンネルで見られます。

(しんぶん赤旗2024年3月6日付より)