環境破壊の戦争ノー

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❚ 山添・坂井氏ら 気候危機打開訴え

 日本共産党の山添拓政策委員長と坂井和歌子衆院東京比例候補は16日、都議や区議とともに東京都新宿区内で気候危機打開宣伝に取り組みました。主催は党東京都委員会。宣伝は都内各地で行われており、今回で9回目です。

気候危機打開一斉宣伝をする(左から)沢田、山添、坂井、原の各氏=16日、東京都新宿区(しんぶん赤旗提供)

 山添氏は、能登半島地震で原発の深刻なトラブルが起きているにもかかわらず、自民党が原発にしがみつくのは、「大企業や財界と金で結びつく利権と癒着の構造が横たわっているからだ」と指摘。気候危機打開や暮らしの課題を解決するためにも、裏金づくりに精を出す自民党政治は転換しなければならないと訴えました。

 坂井氏は、「最悪な環境破壊は戦争だ」と強調。イスラエルのガザ攻撃で多くの子どもたちが殺されているとし、「ジェノサイドを許さないという声を各地から上げ、戦争を止めたい」と語りました。

 冷たい風が吹く中、速足で駅に向かいながらもビラに手を伸ばす人や、受け取ったビラにすぐ目を通す学生の姿もありました。

 原純子都議は、小池百合子都政下で、神宮外苑をはじめとする再開発で、樹木の伐採や高層ビルの建設が進められていると指摘。7月の都知事選で住民の声に背く小池都政を問い直そうと訴えました。

 都委員会の田川豊副委員長(気候危機打開委員会の責任者)も訴え。地元の沢田あゆみ区議が司会を務めました。

(しんぶん赤旗2024年2月18日付より)