住宅省エネ 欧米並みに

❚ 気候対策 米倉都議が知事に提案

一般質問に立つ米倉春奈都議=13日、都議会本会議(しんぶん赤旗提供)

日本共産党の米倉春奈東京都議は13日、都議会一般質問に立ち、矛盾が現れた長時間労働や、遅れている気候危機対策を取り上げ、小池百合子知事に打開策を提案しました。
米倉氏は、エネルギーの最大消費地の東京で進めるべき気候危機対策の一つが「東京のCO2排出量の3割を占める住宅の省エネ・断熱化だ」と強調。鳥取県が国基準を上回る独自の基準を設けていることを紹介し、「断熱性能を上げることで病気を予防・改善でき、C02削減効果も大きくなる」と述べました。
その上で、断熱・省エネのため、都が推進する「東京ゼロエミ住宅」を欧米レベルに引き上げるよう提起。「欧州では公営住宅を最高レベルの断熱・省エネ化しようとしている。都営住宅も少なくともゼロエミ住宅の水準で整備すべきだ」と求めました。
栗岡祥一環境局長は 「東京ゼロエミ住宅の性能の基準引き上げを検討している」と明らかにしました。
米倉氏は、共産党が101年前の創立時から1日8時間労働制など労働時間短縮を掲げてきたと強調。正規労働者の都民は仕事に10時間、通勤に1時間40分も取られ「子育てや介護も自分の時間も持てない」と指摘し、アイスランドのように労働時間を週40時間から35時間程度に短縮する実証実験を行うよう提案しました。

(しんぶん赤旗2023年12月19日付より)