小学校給食無償ぜひ 足立区に署名提出

東京都足立区で学校給食費無償化をめざし活動する「足立っ子給食費無償化ネットワーク」が9日、新たに小学校給食の無償化を求める1,176人分の署名を事務局メンバーと賛同者の6人で区に提出。区への陳情と全会派を回り要望書をわたしました。同ネットワークはこれまで1万人を超える署名を集め、2023年度からの公立中学校の給食費無償化が実現しました。

同区は小学校給食の無償化について「できる限り早く実施できるよう検討中であるが、財政負担が大きく、継続的に実施していける財源を慎重に判断していく」としています。

同ネットワーク代表の横田真美子さんは「相次ぐ物価高騰のなか、金銭的負担の軽減は中学校に限らず切れ目のない支援が必要です。また、義務教育の無償化は憲法第26条に保障されていて、給食費も学校給食法に食育の観点から記載されているとおり無償であるべきです。足立区にある積立金の1,807億円を有効利用してほしい」と話しています。

(「しんぶん赤旗」6月12日付より)