区民の命守る政治を 都議補選告示もり氏が訴え

藤田都議応援 大田区

 東京都議補選(大田区、6月4日投開票、被選挙数2、立候補6人)が告示された26日、日本共産党、立憲民主党、新社会党などが支援する、もり愛候補(45)=無所属・元=が第一声を上げ、「一部の大企業の利益優先の政治ではなく、都民の命と暮らしを守る政治を」と訴えました。

もり愛都議補選候補(左から4人目)の勝利をと訴える藤田りょうこ都議(その右)ら=26日、東京都大田区

 もり氏は「政治の役割は子どもの未来、区民の命を守ること。『物価が上かっているのに年金が下がり、暮らしていけない』という声を聴いてきた。今行うべきは物価高騰対策や、大田区の産業集積を守る支援だ」と強調。▽区民負担増をもたらす蒲蒲線ストップ▽多くの樹木を伐採する神宮外苑再開発の中止▽不公正な中学校英語スピーキングテストの中止-などの政策を訴えました。

 スピーキングテスト中止や子ども食堂などの運動に取り組む区民、もり氏を支援する各党の代表も訴え。共産党の藤田りょうこ都議は「都民の運動と力を合わせ、党派を超えた力で子ども医療費無料化、補聴器購入費助成の拡大を。中学校英語スピーキングテスト中止、神宮外苑再開発中止の声を示そう」と訴えました。

(「しんぶん赤旗」2023年5月27日付より)